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子どもの気持ちが理解できる

塾講師の要件

塾講師には興味があるけれど、自分にはできるだろうか。難しいだろうか。
そんなあなたに、今回は塾講師の要件の1つである
「子どもの気持ちが理解できるか?」
を考えてほしいと思います。

気持ちは皆同じ!

子どもの気持ちを1から10まで理解しろと言っているのではありません。
塾にいる間の子どもの気持ちです。

「成績を上げよう!」「勉強できるようになりたい!」
これが子どもたちの基本的な気持ちです。覚えておいてください。

子どもの気持ちが分からない時

そんな気持ちで塾に来てくれている子どもたちですが、授業中・授業後、じっくり観察してみてください。
一人ひとりに、いろんな表情が見えてきます。
「よくわかった!」と嬉しそうに帰っていく子ども。喜ばしいことですね。
反対に、しかめっ面で不服そうな顔をしている子どもがいたら・・・?

その子は授業が分からないのか、授業の中で何らかのストレスを感じたのでしょう。

そこで先生は、なぜその子がしかめっ面なのか、原因を探らなければなりません。
ざっくりと「何かあったの?」と聞くだけでは、「何もない」と言われて終わるかもしれません。
丁寧に言葉をかけてあげましょう。
「今日の授業はよく分かった?」「あの問題は皆難しかったと思うんだけど、○○君はどうだった?」
など、子どもの気持ちを傷つけない言葉選びを心がけてください。

子ども嫌いの場合

「子ども嫌い」と言っても、いろんなタイプがあると思います。
単純に接し方がわからないので、苦手意識を持っている場合。
目に入れることもイヤだという場合・・・
後者の場合は塾講師になろうなんて思いませんよね。

おそらく、あなたが「子ども嫌い」だと思うのは、前者の理由だと思います。

それならば、安心してください。
塾講師として働いて、子どもたちと接する中で、どんどん自信がついてくるはずです。
「こうやったら、喜んでくれるんだ!」
というポイントを見つけるたびに、塾講師の楽しさが増していくものです。

ひいては子どもに限らず、他人の気持ちを理解できるようにもなります。
これは生きていく上で、非常に貴重なスキルだと思います。

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